山口県は、分煙の認証制度を作り、5月末から全国に先駆けて評価を始めた。申請を受けて、県の職員が現場を見る。ポイントは、喫煙所の間仕切りと換気扇の2点。レベル3〜1と認証対象外の4段階で評価し、ステッカーを交付する。7月までに、官公庁を中心に102ケ所が評価を受けた。
カウンター型、天井取り付け型などの空気清浄機(分煙機)では分煙は不十分で(厚生労働省)、福岡市も同様の認証制度の創設を検討中だ。最近は設計段階から分煙を考慮するビルが出てきており、首都圏、関西圏の上場企業100社中全面禁煙は28%、分煙は65%、時間別4%となっており、職場の分煙はすすんでいるようだ。
(朝日新聞/9月10日) |