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(交通)
八王子で交通バリアフリー教室
 障害者らが電車やバスの乗降時にどんな苦労があり、どうサポートすればいいかを体験してもらおうと、「交通バリアフリー教室」が八王子市の京王八王子駅と京王八王子高速バスターミナルで開かれました。参加者は車いすに乗ったり、目隠しをしたりして駅やバスターミナルを移動し、電車やバスに乗りました。

 「視覚障害者」では、目隠しをして歩いて調査。「高齢者疑似体験」では、手足におもりをつけ、耳栓をし、サポーターでひざを曲がりにくくし、視野を狭める眼鏡もかけて。

 同運輸局の米田浩・交通環境部長は「交通バリアフリー法が施行されて約2年。少しずつ環境は整っている。さらに障害者の立場を理解することが大切だ。参加者が体験を知人らに話すなどして理解者が増えて欲しい」と話しています。

(10月21日/朝日新聞より)


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