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障害児に普通学級籍
埼玉県が導入を検討
 埼玉県は、障害がある児童、生徒全員が、盲、聾、養護の各学校に加えて普通学級にも籍を置く「二重学籍」を導入し、健常児と一緒に授業を受けられるようにする検討を始めました。

 国連科学文化機関(ユネスコ)が提唱した障害に関係なく一緒に学ぶ「インクルージョン」の理念を取り入れる構想で、二重学籍は法令に規定はないが、導入されれば全国初。

 構想では、障害がある子供が普通学級で過ごすことで互いの違いを認め、個性を尊重し合う意識の高まりが期待できます。一方で、専門の施設やスタッフによる教育が望ましい授業では、養護学校などに通学することができます。

(03年1月6日/秋田魁新報より)


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