富士通が、視覚障害者のかたも読みやすいホームページかどうかを判定するソフトを開発しました。自社のホームページで7月上旬に公開し、だれでも無償でダウンロードできるようになります。
開発したソフトは、背景と文字の配色などを一瞬にしてチェックし、修正が必要な場所と内容を表示。高齢者に多い白内障の人は、文字が鮮明に見えるほうが読みやすいので、背景と文字の色の明るさが一定の格差になるよう指示します。視野が狭い人には、文字の点滅や文章が画面上を流れるテロップ形式なども読みにくいといいます。視覚がほとんどなく、ホームページ上の文字を朗読する「音声読み上げソフト」を使っている人にも対応できているかどうかの判定もできます。
あなたのホームページも判定してみてはいかがでしょう?
(6月8日/朝日新聞より) |