国土交通省は、高齢者や障害者にとって使いやすい駅を3段階の星印で表した「らくらくおでかけ度一覧表」(2003年版)を発表。交通バリアフリー法の施行などを受けて、主に1日の平均利用者数が5000人以上の駅を調査対象に昨年から調査。車いすで駅の改札からすべてのホームに段差なく移動できる「三つ星(☆☆☆)」駅は約42%と昨年より約7ポイント増加。しかし、全国にはまだまだ介助が必要な駅は多いようです。
調査は、同省が各鉄道事業者からインターネットを通じて回答を寄せてもらったもの。その結果、「三つ星(☆☆☆)」駅は1556で、全体の42.4%。簡単な介助があればエスカレーターなどで移動できる「二つ星(☆☆☆)」駅は590で、16.1%。段差の残る「一つ星(☆)」駅は1521で、41.5%。少しずつながら、バリアフリー化は進んでいるといいます。
(6月18日/朝日新聞より)
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