横浜市は、昨年7月に関係団体の代表や有識者でつくる委員会を設置。ベビーカーをバスに置いて急ブレーキをかける安全実験も行い、議論を重ねた。横浜市営バスでは今年からベビーカーに子供を乗せたまま乗車できるようになった。
[横浜市の新ルール]
※市のルールに従い、利用者が自己責任で乗車を選択する。
(1) 乗務員に「開いたまま乗ります」と伝える。
(2) 車いすスペースのある場合はそこに、無い場合は座席のわきに、ベビーカーを後ろ向きに置く。
(3) 乗務員が専用のベルトで固定する。
(4) 保護者はわきに立つなどしてベビーカーを手で支える。
(5) 同時に利用できるのは2台まで。バスの車種によっては1台まで。
(6) 車いす利用者がいる場合はそちらを優先。
(7) 混雑時には安全のため畳んでの利用とする。
(8) 畳んで乗車の場合は、保護者が座れる王、乗務員が乗客に協力を呼びかける。
(2004年9月8日朝日新聞より)
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