全国の工業高校を中心とした生徒らが取り組んでいる、中古の車いすを修理して寄贈するボランティア「空とぶ車いす
」が、スマトラ沖地震で大きな被害を受けたスリランカへ中古の車いす100台を届けようと準備をすすめている。
岩手県内では、12校が参加する「いわて車いすフレンズ」が協力し、33台を引き受ける。
活動に参加しているのは盛岡工、黒沢尻工、水沢工、一関工、
宮古工、大船渡工、福岡工、久慈工、釜石工、盛岡中央の高校10
校と、盛岡市の大宮中、岩手大工学部福祉システム工学科。
「早く被災者の役に立ちたい」と、授業や放課後などを利用し、念入りな修理に取り組んでいる。
盛岡中央高校は、自動車科の生徒が活動に参加。病院から譲り受けた中古の車いすのメンテナンスや作動の確認などを行っている。
同校では独自にタイに贈る計画もあるという
(岩手日報から)
(2005年1月 30日 秋田魁新報 おとなり週報より)
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