障害者が作ったパンなどのワゴン販売「むーぶカフェ」が2日、岩手県庁内で始まった。
県が障害者の自立に向けた就労を支援するチャレンジド就労機会拡大事業の一環で、
民間非営利団体(NPO)ムーブメントもりおか(藤原利三理事長)の会員である6つの障害者施設が交代で当番にあたる。
同NPOの大信田康総理事は「施設も企業感覚を取り入れて自立を目指す事がテーマ。岩手の新しい福祉の流れをつく
りたい」とあいさつした。
「むーぶカフェ」は、毎日午前11時45分から午後1時15分まで、県庁内でパンや菓子、
コーヒーなど施設で作った物を中心にワゴン販売する。将来は収益金で喫茶店を開くことを目標にしている。
(2005年2月 6日 秋田魁新聞「おとなり週報 岩手日報」より)
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