交通バリアフリー法に対応した日本初のノンステップ(低床式)連節バス「ツインライナー」の運行が、
神奈川中央交通と神奈川県藤沢市で今月14日から始められた。
バスは2両が連結されたもので、全長約18メートル、座席数45、定員129人。
電車1両分と同じ人数を運ぶことができる。
乗降口に階段をなくし、入り口から平面な床が15メートル続くのが特徴。
高齢者や子ども、身体の不自由な人などにやさしい。
藤沢市は今後、この連節バスと小形のノンステップミニバスと、ITS(高度道路交通システム)を活用して、
自家用車から公共交通への転換を促し、駅周辺のラッシュ時の混雑解消に役立てたい考え。
(国際ユニバーサルデザイン協議会専務理事川原啓嗣)
(2005年3月3日 朝日新聞より)
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