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UD(ユニバーサルデザイン)シールの使用例
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1.かぜ・胃薬
02.1.19読売新聞で国民生活センターが水虫の薬を目薬と間違えてさしてしまう事故が多く、(特に中高年者) 業界に注意を促した。原因は似たような容器であることでした。対策として、離れた場所に保管しておくことでした。また、ビンに数字が貼ってありますが、これは服用数です。私達のように健常者でもビンに書いてある服用数の文字が小さいので見え ません。毎回子供に聞いていました。
カ=(かぜ)・イ=(胃薬)です。



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2.シャンプー・リンス
これは添付資料の”UDシール説明文”に書いてあります。 我が家、友人宅等8軒ほどで 昨年の5月から使用していますが、貼った時のままの状態で今も使っています。 私の娘達は健常者ですので最初はバカにしていましたが、今ではシールのおかげで、シャンプーとリンスを間違えなくなったと喜んでおります。他の家でも同じだそうです。



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3.ライオン市販品
02年秋に販売されたライオンのトラベルセットです。ご存知のようにUDの世界では,必ずと言っていいほど、シャンプーのギザギザが紹介されます。共用品の 調査では、シャンプー以外の物が分からないので何とかして欲しいという要望がたくさんあります。ガリバー(花王)のギザギザが支配しているなか、トラベルセットとはいえ、頭文字を採用したことは、私にとって驚き以外のなにものでもありません。ただし、これはUDシールと違いプリント印刷ですので障害者の方々にとっては判別することは出来ません。ただし、ある意味のUDであり、大きな一歩だと私は思っております。



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4.カードホルダー
皆さんもいろいろカードをお持ちだと思いますが、何のカードか分からない時がおありになったことがあったと思います。これは、自分のわかる文字を貼ればよいと思います。これがあれば障害者の方も一人で外出する機会が増えるのではと思います。



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5.ビール、ミルク
これは100円均一のスペアーキャップを利用しました。あらかじめシールを貼ったキャップを用意しておき、はめておきます。されば、障害者が一人でいても自由に 欲しいものが選別できます。  缶詰などはマグネットにシールをはっておけば何回でも利用できます。コスト的な負担は非常に少なくて済みます。

紙パックでは牛乳の切り込みがありますが、牛乳以外が分からないので困っています。これもシャンプーと同じです。また、UDシールは点字と違い補助者全員がわかることが大きなメリットでもあると思います。



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6.ソフラン
洗濯洗剤ですが下に置いてあることが多く、横におおきく字が書いてあるにもかかわらず、字を見ないで間違える人がたくさんおります。私の家で貼っていますが、間違いが 0になりました。








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